「洗い流すタイプ」と、「ふき取るタイプ」ブログ:2017-07-11
ミーの友人の親父が亡くなった。
友人の親父が病気で入院したのは最近のことで、
けれど、先月、病状は悪化し危篤となり、
7日間後に、亡くなられたのだ。
その7日間、
友人はずっと病床で親父を看病していた。
兄弟の中で、唯一、自由が利く職業だったから、
それは本当に幸運だったと言いながら、
本当に貴重な7日間だったと話してくれた。
友人の親父は、自ら事業を興した人だった。
とても苦労をした人だったという。
そして、一心に仕事をする人だったという。
友人もまた、自ら事業を興し、
仕事を一生懸命やってきた。
その原点は、やはり親父だった。
7日間の間、あらためてそれを思い出した。
そして、親父が今までしてくれたこと、
自分達にかけてくれた愛情について思い出し、
どれほど親父が愛を持って接してくれたかを感じたそうだ。
それは、
親父にお礼が言いたいという
思いになっていった。
けれど、なぜか言えない。
どうしてか言葉にできない…
「ありがとう」
それが言えたのは、
心音が消えたその瞬間だったそうだ。
友人の話を聴きながら、
もし、自分の親父が倒れて、
その最期を看取ることになったらどうするだろうと思った。
そんなこと、具体的に考えたことがなかったことに
ミーは気がついた。
ミーの親父は、愉快な人だし、
話す時は大変饒舌になるが、
自分の真の心の内を語ることは少ない人だ。
親父が今まで苦労してきたこと、本当に辛かったこと、
そして、ミー自身が今まで生きてきて辛かったこと、してほしかったこと…
そうした会話をきちんとしたことは一度もなかった。
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